ペソギン窓の外

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久々にSSもどき

結構前の話なんですが、
私がGMで、2時間ぐらいのミニダンジョンセッションをした事がありまして。
ありがたい事に、その時出てきたNPC(と言うかプログラム)が、
参加PLさんのセショレビューブログ記事に書かれていたのです。
あのセショじゃ他に書くこと無いしねとか思ってもスルーしてやると、
ろまひこが喜びますですよ


それで、その時の記事をみて、ふっと思いついたのがこの光景。
それを文章にするのに偉い時間が掛かりましたが、今回がーっと書いてみました。

ヘタレでまとまってるのかが激しく謎な文章なので追記に。
そして掲載許可を下さった、
スノウPLの粉雪さんに、最大限の感謝とお目汚しな文章のネタにしてしまったお詫びを。
ありがとうございました<(_ _)> 魔法士協会の敷地の一角にできた、真新しい小さなお墓。
プログラムバグとしてデバッグされた存在の為に作られた墓に、
収まるべき存在が無く、存在だけがあるその墓の前に、
一人の銀髪の少女が現れる。
鈴を片手にしたその少女は2言、3言声をかけ、
その後、無言で鈴を奏でる始める。
儚くもどこかホッとする感のある調べが終わると、
墓に向かって軽く礼をして去っていく。
そんな光景がここ数日、毎日のように見受けられる。
酒ビンを持ってきてお供えをする日もあった。

「主任。又、あの子来たみたいですよ。」
その光景を建物の窓から見つけ、見つめていた若い研究員が声を発し、
その声に反応して窓際によっていく一人の男性。
銀髪の少女の姿が消えるのを確認すると又無言のまま作業に戻る。

その様子に耐えられないといった感じで若い研究員が叫ぶように言う。
「何とかしてあげられないんですか?
何かあれじゃあの子があまりにも不憫じゃないですか!?
例のプログラムだって元は残ってるんですし、
あれをカスタマイズすれば同じような物が作れるじゃないですか。
もう一人の冒険者だって、あのデーモンのキャラは見た目をカスタマイズすれば・・・」

「で?」
若い研究員のあふれ出る言葉をさえぎる様な、男性の声。
「いや・・・あの、で?って・・・。」

「それで? カスタマイズしてどうすんだよ?
あの子にデーモンさんが帰ってきましたよって、教えてやるのか?
前のバクと違って、今度は正式なプログラムですよって?」

「馬鹿にしないでください、こっちは真面目に言ってるんです!」

「お前はもうちょっと人の心を判った方が良いと思うぞ。
言っておくけど。あのバグ・・・「デーモンさん」はもう存在しないんだよ。
今、仮にあのプログラムを元にしてカスタマイズした所で、それは別の存在なんだ。
そこら辺の割り切りができなかったから、彼女も墓を作ることで割り切ろうとしてるんじゃないか?
簡単に偽者作って「帰ってきましたよ。」って言って本当に喜ぶと思ってるのか?」

若い研究員が無言でうつむいたのを見ると、男性は一旦言葉を切り、
又、窓際に向かい墓の方に視線をむけながら、
「そりゃ俺も「墓を作りたいから許可が欲しい。」って言われた時は、面食らったけどな。
まぁ・・・でも、それだけ思いいれを持ってくれたってのは嬉しい事じゃないか。
単にプログラムとして作成されて、誰からも何も思われない存在でさ、
俺もそこら辺ですっかり割り切るようになってたのに、
あの子の嬉しそうな顔とか、消すと話した時のちょっとかげった顔をみたら、
始めてプログラム成功させた時の新鮮な気持ちを何か思い出せた感じだったよ。」

男性は研究員に向かい肩をポンと叩き、そのまま又研究作業に戻る。
若い研究員も、肩を叩かれた後、顔をあげて元の作業場に戻る。
そして、何時もの様に作業を重ねるいつもの光景に戻った。

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コメント

物語の裏の裏ですね。(ほろり)

スノウのSS書いて下さってありがとうございますー。

魔法士協会の庭の片隅。
に、ある、存在しないはずの存在するデーモンさんのお墓。
墓参りをしてくるスノウは、
実は墓参りをしつついないことも認識してるので
ほんとそんな感じです。
無いともあるとも認識出来ないものをあるというか、
あったと思うことで前に進もうとしてる感じで。
たまにワイン代を勝手に2ルクス引いてるんですが(笑)
たぶん「私強くなりましたよー」とか言いながら
微妙に複雑になってるような。と思っていたので浪漫さんすごーいと
素直にびっくりです。

あと、研究者達の裏の葛藤(?)がいいです。
映画のクローンネタもそうですが
同じ形を為していてそうでないものを見るのは
ある意味その人の墓を見るより辛いので
主任はかなりいい人ですね…!!

そして隠された主題は
「実は耐えられないのは若い研究員の方」ですか?(予想)

>粉雪さん
素敵なコメントありがとうございます!
嬉しさのあまり最初に読んだ時は目がウルウルして
泣きそうになりました(;_\)

最初はセショの最後で言われたみたいに、
「デーモンさんをドワーフか別のキャラに変えて
復活させてスノウと再会させてみたらどうだろう?」
と思って、そこから依頼人はどう思ってるのか?とか、
スノウがもし実際その場面にあったらどう思うだろうか??とか、考えたらフッとこの場面が頭に浮かんだのでした。
拙い文章ですが喜んでいただけた様で嬉しいです。
又機会があったら一緒に遊びましょう!

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